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「格安葬儀プランの値段とオプションを比較したい!」という方向けに比較表を作ってみました

この記事を読むと分かること

・格安葬儀会社のプラン比較

・各プランを比較する際の注意点


最近、とってもリーズナブルな葬儀会社が増えているような気がしますよね。


消費者にとってはとてもありがたいことです。


ただ、安い葬儀会社が色々な葬儀プランを用意してくれたらくれたで、どの葬儀会社にどのようなオプションが標準されているのかなぁと思ってしまう方もいると思います。


筆者も常々こんなことを考えています。

こんゆ編集長
こんゆ編集長

葬儀会社をまたいで葬儀プランを項目別に比較できる表があったらいいよね


こんにちは、終活ライフケアプランナーのこんゆ編集長です。


今日はパッケージタイプの格安葬儀プランを提供している葬儀会社の値段とオプションを比較してみたいと思います。


比較するプランとしては、「一日葬(通夜無し)」「二日葬(一般的な葬儀)」「火葬式(通夜・告別式無し)」の3つです。


パッケージタイプの格安葬儀会社としてはメジャーな先を選別しておりますが、念のため社名は伏せております。筆者は社名入りで整理しておりますので、気になる方は聞いていただければ幸いです。


また、会社によって確認が取れないようなものもあるので、一旦確認できる範囲での情報となります。

一日葬のプラン比較


一日葬は通夜を行わないタイプの葬儀です。


最近人気があるように思いますので、どの会社もラインアップに入れているジャンルです。

A社B社C社D社
プラン内容一日葬一日葬一日葬一日葬
料金(税込)32~33万円32~33万円29~30万円35~36万円
火葬料金別途必要別途必要別途必要別途必要
想定人数5名程度~1~30名程度5~30名程度
搬送(お迎え)
安置
通夜××××
告別式
火葬
ご遺体安置期間3日分1日分3日分3日分
ドライアイス3日分1日分3日分3日分
枕飾り一式
線香・ろうそく
棺・棺用布団
仏衣一式
納棺
湯灌××××
メイクアップ××××
運営スタッフ
白木位牌
式場使用料5万円分まで10万円分まで2.5万円分まで
祭壇幅2m1段×
供花×××
受付セット×
焼香セット
司会スタッフ
遺影写真セット〇(モニター)
案内看板××
会葬礼状30枚まで30枚まで50枚まで
ご搬送(逝去~安置所~告別式~火葬場)~50km~50km~50km
霊きゅう車×寝台車(バン)×寝台車(バン)×寝台車(バン)×寝台車(バン)
送迎用バス××××
手続き代行(火葬許可証の申請)
骨壺・骨箱
自宅飾り一式×


上記を踏まえるとこんなことが言えるのではないかなと思います。

だいたい価格帯は30~35万円くらい

一日葬のプラン価格帯としては、30~35万円くらいのようです。


火葬料金については地域によっても異なるので、他の二日葬・火葬式も全部別途必要となります。公営火葬場の中には無料の自治体もあったりしますが、数万円程度かかるところもあり、また、民営では10万円超というところもあります。これも考えると葬儀+火葬代で40万円くらいはみた方がいいかもしれません。

それ以外にもかかる費用はある

これらの基本プランに入っていないけど、普通かかる費用は大体このようなものがあります。

・喪服のレンタル費用
・お布施
・返礼品(香典の3分の1、または半額程度の品物)
・四十九日関連費用(本位牌、お布施)

祭壇にお金かけるか式場にお金かけるか

葬儀に必要なものは基本的に一緒なので、どんな祭壇や式場にするか、どんな演出にするかで各社独自色があるように見えますね。


生花というのはとてもコストがかかるものなので、華やかさをどれだけ求めるかによっても結構コストが変わってきたりします。


葬儀会社によっては、祭壇に花を飾ることはしなくても、花束のような形で用意してくれるようなところもありますので、必要に応じて検討するのもよいかと思います。

霊きゅう車ではなく寝台車

一日葬の場合は、霊きゅう車ではなくバンタイプの寝台車が多いです。


「絶対霊きゅう車がいい!」という方がいるかは分かりませんが、格安の葬儀プランは家族中心の葬儀を想定しているものが多いので、葬儀について人の目を気にするという方はよく調べてから依頼するのがよいでしょう。


二日葬のプラン比較


二日葬は通夜も行う、いわゆる一般的なお葬式です。


一般的なお葬式はしっかりやりつつ、でも、家族葬的にこじんまりとやりたいというニーズにマッチしています。

A社B社C社D社
プラン内容二日葬(家族葬)一般葬二日葬二日葬①二日葬②家族葬
料金(税込)43~44万円65~66万円43~44万円40~41万円54~55万円48~49万円
火葬料金別途必要別途必要別途必要別途必要別途必要別途必要
想定人数10名程度~30名以上1~30名程度1~30名程度5~30名程度
搬送(お迎え)
安置
通夜
告別式
火葬
ご遺体安置期間4日分4日分2日分4日分4日分4日分
ドライアイス4日分4日分2日分4日分4日分4日分
枕飾り一式
線香・ろうそく
棺・棺用布団
仏衣一式
納棺
湯灌××××××
メイクアップ××××××
運営スタッフ
白木位牌
式場使用料10万円分まで10万円分まで10万円分まで5万円分まで5万円分まで
祭壇幅2m2段幅2m2段
(装飾花無)
供花×2基×××
受付セット
焼香セット
司会スタッフ
遺影写真セット
(モニター)
案内看板××
会葬礼状60枚まで200枚まで30枚まで30枚まで50枚まで
ご搬送(逝去~安置所~告別式~火葬場)~50km~50km~50km~50km~50km
霊きゅう車×寝台車
(バン)
×寝台車
(バン)
×寝台車
(バン)
×寝台車
(バン)
送迎用バス×××××
手続き代行(火葬許可証の申請)
骨壺・骨箱
自宅飾り一式×

だいたい価格帯は50万円前後くらい

二日葬のプラン価格帯としては、50万円前後くらいのようです。


二日葬の中でも、普通の一般葬同様に人を呼んで行う規模にしたいという場合には、A社の一般葬のようなプランもあります。

それ以外にもかかる費用はある

これらの基本プランに入っていないけど、普通かかる費用は大体このようなものがあります。

・喪服のレンタル費用
・飲食代
・お布施
・返礼品(香典の3分の1、または半額程度の品物)
・四十九日関連費用(本位牌、お布施)


お通夜が入ると会場費用や食事代なども結構かかってきます。


結婚式同様、香典で賄おうと考える方もいるかもしれませんが、そこも呼ぶ人数と葬儀コストを事前にシミュレーションしておくことをお勧めします。

送迎用バスが無いことが多い

二日葬のプランには送迎用バスが無いことが多いです。


参列していただいている方の移動も各自ということになるかと思うので、その辺の理解がいただける参列者かどうかというのも気にするポイントかもしれません。

火葬式のプラン比較


火葬式は、通夜も告別式も行わず、安置場所からそのまま火葬場に搬送するプランです。


火葬場でちょっとした式をするので火葬式という形になりますが、かなり格安なプランも多い印象です。

A社B社D社
プラン内容火葬式①火葬式②火葬式火葬式
料金(税込)8~9万円17~18万円10~11万円20~21万円
火葬料金別途必要別途必要別途必要別途必要
想定人数1~5名1~10名程度~10名程度
搬送(お迎え)
安置
通夜××××
告別式××××
火葬
ご遺体安置期間2日分3日分1日分3日分
ドライアイス2日分3日分1日分3日分
枕飾り一式××
線香・ろうそく××
棺・棺用布団
仏衣一式××
納棺
湯灌××××
メイクアップ××××
運営スタッフ
白木位牌××
式場使用料×××?
祭壇×お別れ用花束×?
供花×××?
受付セット××××
焼香セット×××
司会スタッフ×××?
遺影写真セット×××
案内看板××××
会葬礼状××××
ご搬送
(逝去~安置所~告別式~火葬場)
~30/~50km~50km~20km~50km
霊きゅう車×寝台車(バン)×寝台車(バン)×寝台車(バン)×寝台車(バン)
送迎用バス××××
手続き代行(火葬許可証の申請)
骨壺・骨箱
自宅飾り一式××

火葬式は無宗教葬

火葬式というのは、お経をあげたりするものではないので無宗教葬というカテゴリになります。


特に家庭で信仰している宗教が無ければ良いのですが、実家に代々受け継がれているお墓があるお寺が「菩提寺(ぼだいじ)」かどうかは一応気にしましょう。葬儀の仕方によってはお墓に納骨できない、なんてリスクもあります。


これについてはこちらの関連記事もご参考ください。

非公開: お葬式って宗教とか関係あるの?勝手に葬儀会社選んじゃダメ?

価格帯は10~20万円前後くらい

火葬式の価格帯としては10~20万円前後くらいのようです。


お坊さんを呼んだりしなければお布施も発生しないので、火葬代や喪服くらいの追加費用で式を行うことができます。値段的には最もパフォーマンスが高いといえますね。

故人との対面時間が短いケースもあるので注意

火葬式の場合は、故人と一緒に過ごす時間が非常に短いケースもあります。


中には、対面するのは火葬場で数分のみ、ということもあったりするので、思っていたよりもサクサク進んでしまい、故人をしのぶ時間も無かったと、後からモヤモヤするかもしれないと思うようであれば、プランを考えなおしてもよいでしょう。


これは、どのくらい故人に対して思い入れがあるかなどもあると思いますので、自分の気持ちと対話するのもよいでしょう。一度火葬してしまうと故人の身体には触れることができなくなってしまいますので。

一度しっかり比較すると何が高いオプションなのかが分かる


従来のお葬式というのは、あまり料金をオープンに出すものではありませんでした。


それゆえ、思ってもいなかった金額を請求されてしまったり、「それって本当にそんなにかかるの?」と疑問に思うような金額になることもありました。


今回取り上げたような格安プランの良いところは、そういった「何をつけていくら」が分かるようになったことだと思います。


大きいところでいくと、「会場」「生花」「霊きゅう車」といったようなところです。


あとは、故人への想いを何らかの演出として表現したいということで動画や演奏などにお金をかける方もいますし、棺に入る際に湯灌やメイクアップを施す方もいますし、参列者に立派な式だったと言われるように祭壇や供花を豪華にするという方もいます。


それぞれの要求に応えられるよう葬儀会社も様々なオプションを用意しているので、あまりこだわりのないところは基本プラン内で、こだわりたいところはオプションで、と個性を出せるような工夫もできるかと思います。



是非参考にしていただけると幸いです。


最後までお読みいただきありがとうございました!