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「公益社」のお葬式ってどうなの?評判・料金は?


この記事を読むと分かること

・公益社とはどんな会社か

・公益社を選ぶメリット・ポイント



お葬式をどこにお願いするか調べる時、その葬儀会社がどんな葬儀会社か気になりますよね。


筆者は、葬儀業界を調べたりもしますが、それぞれどんな特徴があって、どういう方向性の会社か興味津々だったりします。


金額的にどのくらいのプランがあるかも含めてちょっと調べてみました。

公益社ってどんな会社?

公益社はいっぱいある?


「公益社」という名前の葬儀会社を調べてみるとたくさん出てきます。


一番大手なのが、大阪府と東京都に本社を置き、東証プライムにも上場している燦ホールディングスの完全子会社である「株式会社公益社」です。


地域によっては「〇〇公益社」というような名前の葬儀会社もあるのですが、どこかの子会社だったりフランチャイズとして公益社と名乗っているというよりは、日本各地で公益社という名前の葬儀会社が自然発生したようなイメージだと思います。


ここでは、燦ホールディングスの完全子会社の公益社を取り上げてみたいと思います。

公益社とは

株式会社公益社は、1937年創業の葬祭サービスを提供する会社で、他の関連サービスも展開する燦ホールディングスの完全子会社です。


まだ葬儀業がビジネスとして確立していなかった1930年から創業し、大手企業の社葬を手掛けるなど大規模葬を手掛け事業を拡大した会社です。


1994年に葬儀会社として初めて上場して以来、葬儀専業の上場会社として成長を続けています。


気になる実績ですが、ホームページにも記載の通り、年間10,000件を超える実績があるということで、実績も経験も豊富な会社であることが分かります。

こんゆ編集長
こんゆ編集長

年間10,000件の葬儀って普通にすごい数です


葬儀関連で専業の上場会社では、売上高で最大手の部類の会社です。


また、規模だけではなく、2023年6月30日時点の連結第一四半期決算では、総資産353億円に対し純資産が316億円と、とても財務も健全な会社です。


葬儀というのはそれなりのお金が動くものなので、きちんとした会社かどうかというのは気になるポイントですが、実績もあり財務もしっかりされているので安心してお任せできますね。

公益社は高額なの?

公益社は、自社が公表しているIR資料で自社グループのポジショニングについて記載してあります。


そこでは、公益社の特徴として、オーダーメイドで家族葬から法人葬までフルサービスで幅広い葬儀に対応していることもあり、どちらかというと葬儀の中では高単価高付加価値な位置づけと考えているのかもしれません。


ここについては大手企業の社葬など大規模葬を創業当時から手掛けられていた名残もあるのかもしれませんね。


ただ、ここ最近では、公益社が小規模な家族葬も積極的に取り扱っていたり、「ENDING HAUS」という新しい葬儀ブランドも立ち上げており、公益社よりも低価格帯のサービスを提供されているようにも見えます。


葬儀は、どのくらいの内容にするかでコストが大きく変わるので、単に高い安いというよりは、燦ホールディングスとして色々なラインアップを取り揃えているので、予算に併せてサービスを選ぶことができるという風に考えるのがよいかと思います。


公益社ではどのくらいの料金プランがあるの?


公益社ホームページでは、少人数の家族葬については事例として50万円程度で提供されていることが分かります。


近畿圏の費用事例には、会館使用料を始め、安置室使用料や中陰後飾り、枕飾り、霊きゅう車、棺、遺影写真、骨壺など基本的なものが入っているようです。


火葬料金は地域によっても違うことがあり別途表記になっていますが、概ねリーズナブルだと思います。


一般葬についてはお見積りになると思いますが、オーダーメイドで色々と相談したい方は一度お問合せをしてみてもよいかと思います。


公益社の良いところとして、葬儀場がたくさんあるということと、施設自体がとても立派というところです。


エリアとしては、東京都・神奈川県・兵庫県・大阪府・奈良県が中心のようですが、各施設とも造りもしっかりしていて、家族以外の人を呼ぶ想定で葬儀を検討している方にとっても選ばれているポイントとも思います。


ネットの口コミなどを見ていても、設備がきれいで清潔感がある、といった意見や、新しい施設のような奇抜な華やかさや趣向はないが安心してお願いできる安定感がある、という意見がありました。


実績も豊富な葬儀会社なので、葬儀はきちんとやりたい、安心して任せたい、という方が選んでいる傾向があるのかもしれませんね。



ちなみに、運営元である燦ホールディングスの新しい葬儀ブランドである「ENDING HAUS」についても調べてみましたが、こういったパッケージプランで家族葬に特化しているようです。


先ほどの公益社の家族葬よりも、もう少しリーズナブルな価格帯を設定しているようですので、もっと費用を抑えたい、でも、きちんと実績のある葬儀会社に任せたい、というニーズの方は、こういったところも検討に入れてもよいのかもしれません。

葬儀会館を生前に見学しておくことの重要性


今回、公益社について取り上げましたが、この葬儀会社の評判の中には「故人が公益社にしたかった」というようなコメントもありました。


これは、故人が生前に葬儀会社を選別していたとも考えられます。


筆者は仕事柄、色々な葬儀会館に行くこともあるのですが、どこもなんというか荘厳な雰囲気を感じたりもします。


これ、実際写真だとあんまり伝わらないところもあります。


比較的規模が大きく、頑丈な建物だったりすると特にその圧がすごいなと感じる部分も多く、こういったところで最後自分の葬儀をしてくれたらいいな、と考える人がいるのもなんとなく分かります。


葬儀会館選びではコストが安いことも重要ですが、故人の最後のお金の使い方として立派な葬儀をしたい、というのも故人の大切な意思だと思うので、できれば生前に一度葬儀会場を見られておくことをお勧めします。


結婚式は自分たちで予算を決めて、自分たちで会場を見て回って決めますが、葬儀会場の場合は亡くなってからそれができないので、生前に「どういった会場で」「どういった規模で」「どういった内容の」葬儀をしたいかを決めておくのがよいでしょう。


子どもの立場としても、どんな場所で葬儀をあげてほしいか希望を言ってくれた方が正直楽、という方も多いかと思います(ただ、高いプランを選んで費用は遺族負担で!というのは別で・・)


また、筆者が終活ライフケアプランナーの仕事をしていても、いままでエンディングノートなんて面倒くさくて書いてないという方が葬儀会館の見学を行ってからは終末期の自覚が湧くというケースもありましたので、終活のスタートとしても色々な葬儀会社を調べることは良いかなと思います。


最後まで、お読みいただきありがとうございました!