・他の人が死に直面した時に、どんな後悔をするのか
・本当に後悔しないためのできるだけ多くの「やっておくこと」
人が死ぬ瞬間に感じるとっても嫌なこと、それは「後悔すること」です。
あの時、ああしておけばよかった
なんて思いたくないですよね。そこで筆者は考えました。
よし、死ぬ前にやっておけばよかったこととされていることを全部書き出して達成していけば、後悔しない生き方ができるんじゃないか
こんにちは、終活ライフケアプランナーのこんゆ編集長です。
今日は、たまに話題になる「死ぬ前にやっておくこと」についてお伝えしたいと思います。
ここではできるだけ多くの「やっておきたかったこと」を書き出してみますので、皆さんの心に刺さるような項目があればピックアップして、今後の人生に役立てていただければと思います。
目次
死ぬ前にやっておけばよかったこと47選
今回は筆者が調べた情報以外に、ChatGPTの情報をもとにつらつらと挙げてみます。
自分の人生を後悔しないかどうかをAIを使ってチェックする、なんてなんだかシュールですが、あくまで気づきを得る機会として使ってみました。
これらの情報は、死ぬ間際や死を意識した人が思う後悔なので、参考になると思います。
1. 大切な人との時間を大事にしなかったこと
2. 夢を諦めてしまったこと
3. 言葉の暴力や無意識な発言をしてしまったこと
4. 過度な自己犠牲で自分を犠牲にしてしまったこと
5. 健康に無関心だったこと
6. 貯金や投資を怠ったこと
7. 他人との対立を解決せずに放置したこと
8. 家族とのコミュニケーションを怠ったこと
9. 愛を伝えることを忘れたこと
10.学びたいことを学ばなかった事
11.新しい経験を恐れてチャンスを逃したこと
12.自分の感情を無視してしまったこと
13.妥協しなかったこと
14.勇気を持って自分の意見を言えなかった事
15.他人と比較して自己評価を下げてしまったこと
16.仕事とプライベートのバランスをとらなかったこと
17.無駄な時間を過ごしてしまったこと
18.環境保護に対して無関心だったこと
19.恋愛関係で失敗をしてしまったこと
20.自分の能力を過小評価したこと
21.他人に依存しすぎたこと
22.過度なストレスや焦燥による行動をしてしまったこと
23.許すことをせずに怒りや悲しみで行動してしまったこと
24.職場での人間関係が良好ではなかったこと
25.計画的に行動せずに失敗したこと
26.家族や友人に感謝の気持ちを伝えられなかったこと
27.ネガティブな人間関係に留まり続けたこと
28.焦って問題を決断してしまったこと
29.情熱を持たなかったこと
30.人生の楽しみや趣味に時間を割かなかったこと
31.自己肯定感を高めずに自己否定したこと
32.他人を助ける機会を逃したこと
33.自分の人生を他人と比較して不満を感じたこと
34.健康な時に旅行にいけなかったこと
35.犯罪をしてしまったこと
36.食べたいものを食べておかなかったこと
37.本当にしたことを探さなかったこと
38.友人が少なかったこと
39.子どもを持たなかったこと
40.自分が生きた証を残さなかったこと
41.投資で失敗したこと
42.信用していた人に裏切られたこと
43.お金を貯めるばかりで使わなかったこと
44.立派な父親(母親)ではなかったこと
45.結婚しなかったこと
46.子どもに残せる資産を残せなかったこと
47.自分の性について正直ではなかったこと
後悔しないためにには何をしたらいいの?
内容的に重複する部分もちらほらありますが、まとめるとこんなことが言えるのかもしれないですね。
・死を目前にすると、赤の他人ではなく自分や親しい人を思い浮かべる
・自分の心に嘘をつくことや、してしまった過ちに対して感じる感情が後悔になる
・現実的に成し遂げることが難しいものばかりでなく、口に出して誰かに伝えることへの勇気のなさが原因ということも多い
普段、我々が生きていると、様々な問題に直面します。
「お隣さんにごみ捨ての日を間違えていると指摘されてトラブルになった」
「会社の人に陰口を言われて会社を辞めたくなった」
「取引先から上司に苦情が入り、こっぴどく叱られた」
「運転中に車をぶつけられてどちらが悪いか言い合いになった」
こういう問題の渦中にいる本人とすると、その問題で頭の中がいっぱいいっぱいになってしまうものですが、人生という大きな流れの中で言えば、ほんの1コマです。
自分や家族という本当に大切にしないといけないものがあるにも関わらず、そういった一時の問題で心を奪われて、それらをないがしろにしてしまう、というのは実に人間らしい面でもあるのですが、「後悔をしない生き方をする」の面では間違いということになるかもしれません。
自分の人生の1コマに現れる登場人物に心を囚われ過ぎないことも重要ではないかなと思います。
また、口に出して何かを伝える、ということは簡単そうに見えてそう簡単ではないことも、先人たちの後悔をみて感じる点です。
日本人と外国人の違いを考えると分かりやすいのですが、「思っていることは言わないと伝わらない」という前提でコミュニケーションを大切にする海外の方と、「言わなくても通じ合っているだろう」「空気感で感情を読み取ろう」という日本人には考え方に違いがあります。
日本人はある意味、ものすごく人の感情に敏感で、色々感じ取れる能力が高いのかもしれませんが、だからといっても相手が何を考えているかを正確に理解することは難しいです。
思ったことは言葉で伝える、ということがとても重要なのですが、これに気付いて意識的に言葉で伝えようとした人と、そうでない人によって、死ぬときに後悔するかどうかに違いが出てくるのかもしれません。
筆者も口下手な方なので、これは意識的に生きてるうちに頑張らないといけないなと感じます。
将来後悔することは本当は自分でもわかっている
多くの人にとって「後悔しそうなこと」は既に自分で分かっているかもしれません。
筆者の話になりますが、筆者は二十歳くらいから「いつか起業をしたい」と言っているような人間でした。でも、実際に実行に移したのは30歳半ばのことでした。
会社員時代は「このまま安定した給料をもらって人生を全うするのもアリなのかも」という誘惑にかられたときもありましたが、最終的には「行動に移さなかったら絶対に後悔する」と思って起業を決意しました。
30代半ばになって世の中の仕組みが自分なりに理解できた、とか、残りの人生をよくよく考えてみたらそんなに長くないかもと感じた、とか、起業したら生活が不安定になるから逆に今起業しておかないと一生結婚もできない、という先入観や焦りもあった時期かもしれません。
今ではきちんと生計を立て結婚もできたのであの時決断しておいてよかったな、と心から思いますし、たとえ失敗しててもチャレンジしないよりかは後悔は少なかったと思います。むしろ、もっと早くやっておけばよかったと思っているくらいです。
結局しないと絶対後悔するようなことは自分でもどこか分かっていて、何かのきっかけがある度にそれを思い出すので、だったら自分で徹底的に考えた末にやりたいことだったら一回やってみたらいいんじゃないかな、と筆者は思ったりします。
人間は年齢を重ねていくにつれて色々な後悔をしていくでしょうから、「今、これをしなかったら後で確実に後悔するな」と感じられるようになっていくでしょうし、「しなくて後悔するのと、して失敗するのはどっちがいいのか」という選択についても、より早く判断できるようになるものだとも思います。
いかがでしたでしょうか?
多くの人にとって、人生を振り返って今の自分を改めるのはきっかけがないと難しいと感じたり、改めて誰かに何かを伝えるのは照れくさいと感じてしまうこともあるかもしれません。
「終活」というものを一種のキャンペーンみたいな感じでとらえると、そうした感情を和らげることにもつながるのではないかなと筆者は思います。
「終活の一環で、いままでのお礼を言いに来たよ!」
と言えば、あまり照れくさくないかもしれないということです。
今日の内容で、少しでも明日からこうしてみようかな、と思っていただけれたら嬉しい限りです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
終活ライフケアプランナー
こんゆ編集長
終活ライフケアプランナーとして活動しつつ、様々な情報発信中。大学卒業後、銀行、商社、コンサル会社を経て2020年に経営コンサル会社を設立。経営・M&A・FP・保険等について幅広く支援。ちなみに韓国人俳優コン・ユのようなイケメンではない。